診療案内

外科

外科というと手術です。

これまで主に胃や腸の手術(消化器外科)乳がんの手術をいろいろな病院に勤務し行ってきました。

町の開業医で外科治療ができるか?

現在の医療環境からすれば困難です。ではなぜ内科、外科という診療科目を表示しているか。外科の経験を内科診断に生かせるのではないかと考えています。本当に命に関わる差し迫った病状なのか、緊急の治療が必要なのか、逆に少し時間を置いて様子を見てよい病状なのか、これまで多くの病気で判断してきました。こういった判断が町の開業医でも時には必要になります。

またスリキズ、切り傷に対する処置、病院で手術を受けられた方の術後経過観察や、手術の傷の処置も可能です。

外科手術

腹部、消化器手術のお話

私が若い頃の手術は、安全な手術のためには、視野を広くとるために、大きな傷になることをためらわないように指導されました。

現在では、できるだけ傷を小さくするために腹腔鏡を用いた手術(おなかを切らない手術と言われることがありますが、間違いです)が多く行われるようになっています。

一般には腹腔鏡下手術は、小さい傷で、体に優しい手術と考えられています。確かに傷が小さいと術後の痛みが少なく、早くから歩くことができます、体は楽のようです。

しかしおなかに中の状態はこれまでと同じで、胃を切り、腸を切り、胆のうを取るなど変わりはありません。小さい傷で、おなかをあけたときと同じ内容の手術をすることを外科医は目指しています。

手術をする側からみた腹腔鏡手術は、直接手で触って手術をする訳ではないので、見えているけど、時にかゆいところに手が届かない、という印象があります。このため一般には、普通の手術より手術時間は長くかかります。

では手術は危険か?そうではありません。また腹腔鏡下手術の特徴は、モニターで拡大されたおなかの中をみられることです。これまでの手術では見えなっかた角度からおなかの中を見ることができます。医療経済や環境問題からすると、使い捨ての道具が多い点が問題点です。

すり傷、切り傷の処置

以前は、傷には消毒をしてガーゼをあてることが、必ず行われていました。現在、傷を治すには傷の洗浄と湿った環境での治療が主流となっています。

われわれが小さいときには、少しぐらいの傷であれば消毒せずに手を洗って、傷の部分も風呂につけていたように思います。その内かさぶたができて自然に治っていました。

最近は、小さな傷でも病院に行き、傷には消毒、ガーゼを当てることが行われてきました。もっと最近では、傷をおおう新しい材料が使われ、傷を乾かさずに、湿った環境で治すようになっています。薬局で売られている「バンドエイド:キズパワーパッド」もその一つです。

当院でもこのような考えで治療を行います。


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